【インタビュー】 食を通じて人が集う場所「kozorite」について
2026/10/24
◤学生のまち歩きインタビュー◢
\若い視点で見つけた”地域の魅力”をご紹介します!/
ぼらせんこもろの運営委員を務める学生が「若い世代にも小諸のことを知ってほしい」という思いで、小諸で活動する方にインタビューしました。
話し手:高桑雅弘さん(kozorite店主)
聞き手:笹井加奈子さん(小諸看護専門学校3年生)
―始めたきっかけは?
“自分が住んでいる場所を自分たちで面白くしたい”という思いがあり、この店もその一つ。2024年にオープンしました。
店名のkozorite(コゾリテ)は、讃美歌「もろびとこぞりて」をもとに、小諸で諸々の人がこぞって(集まって)という意味を込めています。
―どんなお店ですか?
kozoriteはイタリアンバールです。イタリアなど地中海沿岸地域の食習慣(地中海式食事法)を参考にしていて、「オリーブオイル・全粒穀物など体に良いものを食べて、みんなで食事の時間を楽しんでもらいたい」と考えています。お店に一人で来ても、カウンターで誰かと話しながら食事ができるような空間です。お客さん同士のコミュニケーションも楽しんでもらえたら嬉しいです。
―大切にしている取り組みについてお聞かせください
医療や福祉に関わる方々と一緒にイベントを企画することもあります。
例えば、自分が医師として働く中で感じたのが、経験した“お別れ”について考えてみたり、誰かと話したりできる機会が世の中にあまりないなと。そこで、お別れについて話ができる場として、kozoriteで始めたのが『グリーフスナック「おわかれ」』です。家族とのお別れについて話しに来てくれる方々と出会い、必要性を改めて感じました。社会の一つ一つの課題は、誰かが取り組まないと変わらない。自分が取り組んでみたら、誰かのためになれたのは嬉しかったです。
―今後やってみたいことはありますか?
今後は、お店の2階を改装し、本棚のある空間にしようと計画中。お別れや人生の最期に関する書籍を置く予定です。この空間がお別れについてちょっと話したい・聞いてみたい人がふらっと立ち寄れるような地域の拠点になればと考えています。拠点づくりのためにクラウドファンディングにも挑戦中です。(取材:令和8年8月)
【ポイント!】
グリーフとは、喪失体験に伴って生じる深い悲しみや苦悩のこと。グリーフを適切に扱うことを「グリーフケア」と呼びます。専門家の出番が必要なこともありますが、暮らす人々同士でケアし合うことができるそうです。
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👤高桑さんってどんな方??
▪ 石川県生まれ。北海道大学 医学部に進学し、在学中にイタリア留学を経験。地域医療に興味があり、小諸市で医師として働き始め、現在は福井県で在宅診療に従事する。そのかたわら、小諸で「kozorite」を営んでいます。
▪ 市民活動団体「衆人共楽」では、地域で活躍するゲストを招いて講演会を開催し、つながりと越境の機会を小諸のまちに生み出そうと取り組んでいます。
▪ 小諸の魅力は「人が良いこと」「浅間山を感じながら生活できること」と話します。
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💬笹井さんのひとこと
お店のカウンターでお店の人や他のお客さんと話すのを楽しむというのは、kozoriteの魅力だと感じています。孤食解消にもつながると考えます。そして、高桑さんが人とのコミュニケーションを大切にされている様子は、自分が大切にしたい看護観と重なりました。
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【補足】こちらのインタビュー内容は、広報こもろ11月号掲載の「ぼらせんこもろだより」でも紹介しています。

