衆人共楽では、「つくって、遊んで、つながろう」を3回シリーズで開催します。8月6日に第1回を開催し、スタッフを含め20名以上が参加。全国で地域づくりに関わっている尾野寛明さんを講師にお招きし、「人を巻き込む」をテーマに、自分が頑張っていることや思うようにいかないことなどについて、”人を巻き込んでみたい・人に巻き込まれたい”といった想いを交えながら語り合いました。また、小諸のまち歩きも実施しました。

～主催者のおはなし（衆人共楽　代表：高桑雅弘さん）～　
　小諸市にて主催イベントを行うのは衆人共楽にとって、そして私にとって初めてのことであり、緊張していました。参加者がそれぞれに収穫を得てくれた様子に、開催できてよかったと安堵し、喜びを感じました。
　小諸市にはユニークかつ魅力的で、地域のことを思って行われている取り組みがたくさんあることを、今回改めて実感。自らの関心事について安心して話せる場があることで、参加者同士の会話がはずみ、自然と新しいつながりが生まれていく様子が会場で発見できました。自己表現を行ったり、他者の表現を受け入れたりしながら、それぞれの活動を尊重する、”ゆるいつながり”が形成され、面白い地域になっていくのだと感じました。
　講師の尾野さんがおっしゃっていた「輪を広げていく」ことや「無理しない」ことを意識して、第2回、第3回と本事業を続けていきます。　
　「人が集まらない」というのが市民活動に取り組む方々みんなの課題であることを、本事業も採択いただいた「小諸市市民活動促進事業補助金」の説明会にて確信しました。その課題解決のために、市民活動同士がつながることで参加者や運営者が共有される仕組みづくりを考え、つながりづくりの機会として本講演会事業を実施しています。講演会に加えて、まちの市民活動を紹介できるオンラインページを作成していく予定です。我々の取材をご希望される方がいれば、ご連絡いただければ幸いです。

　第2回の11月26日（日）は「まちの資源を活かす」と題して、さらなるつながりづくりと、小諸市や東信地区の市民活動を新しい目線で捉えていける場づくりを実施していきます。